【VGC2020 S9】ルガルガン入り砂 〜進撃のコマさん〜
こんにちは!とぅふです。
気が向いたので、自分がシーズン8〜9に回していた構築記事を掲載します。最終日はプレイング歪んだりそもそも時間が取れなかったりして最終順位はいずれも300〜400程度ですが、一応最高レートは以下の通り。
シーズン8 最高40位(198×)
シーズン9 SD1996
シーズン9 23-2(打ち切り)
#注意#
文章が長いです。お好みで飛ばしてください。電車の中で読んだら間違いなく終点で駅員さんに起こされます。
多数の略を用いますが、分からない初心者の方はプロフィールに「VGC」がついた若いお兄さんにきいたら恐らく優しく答えてくださると思うのできいてみてください。
〜構築経緯〜
「鎧の孤島」配信前のポケモンHOMEのリークにて、ルガルガンがじゃれつく、インファイトを習得することを知り、ルガルガン入り構築を組みましたが、ルガルガンの脆さに絶望し一度解散しました。
ここで、知り合いのココアさん(@Kokoa_1919)が日本一決定戦に向けてDTsandガエンバレルを組みたいから協力してくれとの要請があったので協力することになります。
アルカナさんのDTsandを参考にしていたのもあり、実際回した感覚は悪くはありませんでしたが、この時点で勝率が安定しなかったのがリザードン、ギャラドス(ロンゲウインディ)、悪ウーラオスです。
当時トゲキッスをリリバ欠伸補助で回していたので、どうしてもリザードンとのダメージレースで勝てなかったり、エースのドラパ&剣舞ドリが腐りがちになる相手には勝率が著しく悪い状態でした。
そこでまず、トゲキッスを炎技を所持したするどいツメのアタッカーに据えることが決まりました。
モロバレルを採用したことによりこの指補助枠としての役割をバレルに譲渡できる点と、アタッカートゲキッスは、バレルガエンサイクルの中で無償降臨できた際の制圧力が高く、対ウーラオス、対壁、対アーマーガァ、対キングドラといった並びを攻略する上ではほぼ最適解でした。
ここまで来ても尚厳しいのがリザードンでした。ドラパルトではコータスリザードンに対してやはり処理が遅い分キョダイゴクエンの蓄積が重くのしかかり、リザードンの隣にウーラオスをはじめとする対バンギラスのポケモンが存在するだけでダメージレースにおいて圧倒的不利でした。
そこで考えたのが真昼ルガルガンです。
ルガルガンはリザードンよりも速く、命の玉ダイロックでヨロギのみダイマCSリザードンを確定で落とせる点や、悪ウーラオスに砂ダメを入れればじゃれつくで確定1発で落とせる点、今までバレルガエンで消極的な立ち回りを強いられていたバンドリミラー、追い風テラキオン(ダイロックの砂にタダ乗り)等をことごとく上から殴れる点、ウインディよりも上からいわなだれが放てる点等々、ありえないくらいの適任でした。
結果、この並びが完成しました。
〜構築内容〜
*ルガルガン*
性格:ようき
特性:すなかき
持ち物:いのちのたま
努力値:A252-D4-S252
本構築の第2ダイマエースです。基本的にダイマックスせずに終盤でいわなだれやインファイトを連打するスイーパーの役割を担いますが、サイクル途中で本命のトゲキッスにダメージ蓄積が入ってしまったり、選出上本命のトゲキッスより刺さっていればダイマックスを切れる万能アタッカーです。
耐久調整の意味が特になかったのでAS252、DL対策のD4としました。
与ダメはヨロギH44ダイマリザードン、H4ウオノラゴン、フレガ込みH4ポリZをそれぞれダイロック、ダイフェアリー、インファイトで確定1発
被ダメは通常時に特化玉ポリZのてきおうりょくはかいこうせんを砂込み78.0%〜92.0%なので特殊耐久は砂込みだとそこそこ信頼できますが基本信用できません。
*トゲキッス*
性格:ひかえめ
特性:きょううん
持ち物:するどいツメ
努力値:H244-C156-S108
技:エアスラッシュ、ねっぷう、マジカルシャイン、このゆびとまれ
本命のダイマエースですが、他エースが刺さっている場合に即補助に回れるこのゆびとまれ、
対アーマーガァ、ナットレイ意識のねっぷう採用です。
Hは1/6スリップ最小と、特化玉フシギバナのダイアシッド+C上昇特化コータスの晴れ噴火を超高乱数耐え、CはH28ダイマフシギバナを急所込みダイジェットで確定1発、Sは準速バンギラス抜き兼ジェット込み最速ウーラオス抜きです。
*ドリュウズ*
性格:いじっぱり
特性:すなかき
持ち物:じゃくてんほけん
努力値:H92-A36-B76-D68-S236
サブのダイマエースです。主にジュラルドン、ジバコイル、火力のないミロカロスをモロバレルと併せて無理矢理起点にして突破する際しか選出しませんが、見せ合いでの対砂の選出誘導にはそこそこ貢献してた様子です。
調整は準速ジュラルドン抜き、B4ダイマセキタンザンをダイアースで確定1発、非ダイマ時ハチマキゴリラのグラススライダー確定耐えです。
*バンギラス*
性格:ようき
特性:すなおこし
持ち物:きあいのタスキ
努力値:A252-D4-S252
技:いわなだれ、うっぷんばらし、ちょうはつ、バークアウト
アルカナさんの型をほぼ丸パクリした、対トリックルーム、すてゼリフガエンバレルのサイクルカット、ガエンバレルと併せてラプラスのダイマ枯らし、終盤でのいわなだれスイーパーをこなせるタスキ万能バンギラスです。
つよい。
*ガオガエン*
性格:ずぶとい
特性:いかく
持ち物:イトケのみ
努力値:H212-B68-C4-D108-S116
みんな大好き最強対面操作です。
調整先はおくびょう玉キングドラのダイだくりゅう超高乱耐え。
Sラインは深く考えずに設定しましたが、60族付近のポケモンは最速バレルの実数値90を抜ける91〜94で抜き合いをしているケースをよく見かけたので(主観)、それらを抜ける95。
かえんほうしゃはトゲキッスを失うと詰みかねないアーマーガァと、対ガエン+HBバレルを意識して採用しました。
*モロバレル*
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
持ち物:バコウのみ
努力値:H252-B132-C4-D12-S108
技:キノコのほうし、いかりのこな、ヘドロばくだん、まもる
コケコレヒレがいないので胞子がガン通りします。対水ダイマや対格闘等、昔から砂との相性補完が良く、ガエンのすてゼリフとの補完がいい為対面操作として採用。
HDラインはおくびょうC252トゲキッスのダイジェットを急所込み確定耐え、C1段下降特化玉アシレーヌのダイふぶきを霰ダメ込み確定耐え、ダイマ環境においてはダイマックスを「上から」眠らせる動きの方が対面操作上基本的に強いと認識しているので、Sラインは先程の91〜94帯をジェット込みで抜ける64と速めに設定しました。
〜回し方〜
正直構築相性が相手のたった1枠で変わるような、プレイングに強く依存した尖った構築なため、使って体で覚えるしかありませんが(派生系まで全部書いてたらキリない)、大まかな選出は
以下の通りです。
*対雨*
ガエンバレル→バンギキッス
→
*対バナコー*
ガエンキッス→バンギバレルorルガン
→or
*対トリル軸*
バンギバレル→キッス@1
→oror
*対リザ入り晴れ*
ルガンキッス→ガエンバンギ
→
*その他、迷った時の基本*
ガエンバレル←→ルガンキッス
←→
どの選出においてもキッスでダイマックスを切ることを目指して立ち回ります。
軸が大変わかりやすく、特にゴリランダー、ウーラオスの選出を強く誘うので、ダイマックストゲキッスの通りが必然的に良くなります。
相手の選出上キッスが腐った際は大概ダイマルガルガンの通りが良くなるので、最後に挙げた基本選出は、ガエンバレルで無理矢理サイクルを回させて相手の選出を割り出し、キッスorルガンのダイマ選択をするといったプランニングをします。
ドサイドンはほぼ切ってます。出会ったらドリュウズで気合いで乗り切るか素直に諦めましょう。
〜最後に〜
半分ネタでポケ徹のタイプバランスチェッカーにかけた所、補完がぐちゃぐちゃすぎてよく自分みたいなタイプの人間が扱えたなぁと今でも思います(何でアシレに勝てんねん)。
シリーズ6はほぼ潜るつもりはありませんので、冠環境の考察でも進めて軽いまとめ記事でも出せたらいいなぁと思っています。
時間があれば出すぞ!(出さない)
最後まで読んで下さりありがとうございました!