ダイマ無し全国ダブルのすゝめ①
とぅふ(@TofuHeatranVGC)です。
キルル(@Tinakiruru)がダイマックス無し全国ダブルの大会を開くにあたり、フレ戦等を利用しての環境考察と、強いポケモンのまとめをしたのでタイプ別で3〜4体ずつピックアップしてざっくりと紹介します。
*まだまだ開拓の余地あり
*複合タイプはテキトーに振り分け
☆環境☆
環境は大体こんな感じです
悪ウーラ、フェアリー、はがねポケモンを中心に対面性能の高いポケモン、全抜き性能の高い積みポケモンで殴り勝つ対面環境です。
ダイマックスが無くなったことで、キョダイマックスに依存していたポケモン、構築が減少し、逆に一方的にダイマックス技(主にダイジェットやダイスチル)の餌食になっていたポケモンが環境入りしたため、ところどころで相性関係が逆転しています。
かなりな高種族値パワーゴリ押し環境なので、5、6世代を彷彿とさせる緊張感を楽しむルールと言えます。
☆タイプ別紹介☆
☆今回は一旦締め☆
残り2回程度に分け、最終的に全体のキャラランクも制作します。
かなりはちゃめちゃな環境でガンガン開拓が進んでいるので是非やってみてください!
☆告知☆
許可をいただいたので当ルールの仲間大会の開催日とコードを掲載します。自分のTwitterDM等にご連絡いただければ随時掲載します。
〜 Hirodai Cup〜
コード:0HY3XHLFP
開催日:11/6(土) 21:00〜
〜まつげ杯〜
コード:0P74MNLMC
開催日:11/7(日) 20:00〜
8thGS環境考察(禁伝)
来季モチベがあまりないので考察はじめました。
禁伝枠についての考察メモです。
〜伝説枠同士の組み合わせ〜
・ざっくりとした環境の構図
環境の中心は間違いなくザシアン、黒バドレックス、イベルタルの3体。火力、立ち回りの強さのバランスが取れているため、構築の軸としては適任であり、この3体の中で相性関係が一回りする。
ここに中心の彼らに対面で強く火力が担保されやすいグラカイ。さらにグラカイを軸とした構築に有利を取りやすいお馴染み竜禁伝。竜禁伝を単純にパワーで押す中心の方々…
というような関係性だ。
その他ピンポイントメタをはじめ、この中で一部相性関係を逆転させる者も存在するが、基本的には上記の相性関係に従う。
・組み合わせパターン
この相性関係をもとに考えると主に以下3パターンで禁伝が選定され、この3パターンに該当する並びを作ればランク表tierA以上の禁伝は必ず採用される。
①無難な方+グラカイorメタ竜禁伝
②無難な方+無難な方
③ピンポメタ+無難な方orグラカイ
④その他
〜単品メモ〜
・ザシアン
AS、HA、HD…全部いそう。
・黒バド
玉orBSおふだ?
・カイオーガ
補完のサブエースとしてどこにでも出張できる全体スイーパー。
・グラードン
GSルールは毎度地面技が通る。技外しのプロ。
・単発のザシアンvs全体技の黒馬
一生ブレないであろう環境の中心
・レックウザ
単品だとパワーはないが、グラカイ"軸"と一部一般枠に鬼のように強く、禁伝2体のGSルールにおいて採用が考えられる。
・ゼルネ
ほぼ全ての禁伝がお手軽にザシアンを採用しやすく、そのザシアンメタのほのおタイプや物理ダイアースが当たり前のように存在する環境では正直起点はどこにもないが、イベルタルの大穴として一生付き纏うことくらいはできる。
・天候パ
ザシアンや黒馬がグラカイレックをお供に据えることが可能なためあからさまなものは100%減る。
・バンギラスはやれるのか
やれない
〜最後に〜
暇があれば一般枠まとめます。
【シリーズ10】キュウコンオーガ 〜エターナルブリザード〜
とぅふ(@TofuHeatranVGC)です。
シリーズ10がスタートしてから約2ヶ月の間、カイオーガの対面構築としてキュウコン+カイオーガの形を研究していたので一部共有します。
参考程度に某レートは1861です(高くない)。
〜構築経緯〜
*カイオーガの型*
このルールスタート前からカイオーガの形は
①対面スカーフ
②トリル
③瞑想積みサイクル
の主に3つが発見されており、この3つを有識者の意見を参考にしながら実際に使用し、最終的に①対面スカーフが最も勝率が伸びるという結論に至りました。
②と③の共通点はカイオーガの足が遅いという最大の汚点です。これらの構築はカイオーガをピンポイントでメタるマイナー伝説に勝てるようになるメリットがある代わりに、スカーフに比べ急所の負け筋やこんげんのはどう、ハイドロポンプの外しといったデメリットでメジャー伝説に負けやすくなってしまいます。
①対面スカーフ型は、序盤の圧迫から終盤の詰めまで幅広く選出に関与し、しおふきを最も安定して振れるため、実際その火力はメガネ、しずくを所持したカイオーガをも凌駕します。
よって今回は、しおふきを振ることをベースとしたスカーフカイオーガから構築をスタートしました。
*ふぶきの採用*
構築時、臆病スカーフカイオーガの勉強も兼ねて4thGSルール(HGSS)の文献や資料を読み漁っており、その際カイオーガに限らずふぶきを採用しているポケモンが数多く見られたため、自分なりに強さを整理してみることにしました。
結果以下の3点がふぶきの主な採用理由であると考えました。
①高火力全体技である
②強力な運要素(逆転要素)
③環境においてカイオーガが最強すぎるため、盤面にくさ、ドラゴンを誘導しやすい
中でも③は重要で、全体みず技をカットするためにくさ、ドラゴンタイプを2体並ぶ場合が多々あるため、カイオーガ自身のものに限らずふぶきとカイオーガは攻撃範囲において非常に優れていると言えます。
このノウハウから、タイプ一致ふぶき且つフリーズドライにより、ギャラドス、ペリッパー、パルキア、ウオノラゴン、トリトドン等一部のみずタイプに高打点を持つアローラキュウコンの採用が決まりました。
*残りメンバー*
・ゴリランダー
環境初期はアマージョを採用していましたが、くさ枠にこおり打点が全く必要なくなってしまい(もともと信用していない)、みずタイプへの安定したダメージソースを確保するためにこちらを採用しました。
・霊獣ランドロス
カイオーガ構築に必須な電気無効枠です。威嚇による対ザシアン、ゴリランダー、グラードンの安定化を図って霊獣での採用です。
・エンテイ
最強です。憎きゼルネアスは手も足も出ません。
はじめはモロバレルを採用していましたが、対黒馬の勝率が悪く、みがわりゼルネアスへの回答としてガオガエン→エンテイを採用をしたため存在価値が消滅し、対連撃ウーラオス性能を落とさないこちらを採用しました。
〜構築内容〜
某ではほぼバレてますが、詳細な配分までは載せるなと言われたので載せません(結果も出してないしね)。
*カイオーガ*
性格(Nature):おくびょう(Timid)
特性(Ability):あめふらし(Drizzle)
持ち物(Item):こだわりスカーフ(Choice Scarf)
努力値(EVs):CSベース
技(Move):しおふき、こんげんのはどう、ねっとう、ふぶき(Water Spout、Origin Pulse、Scald、Blizzard)
どこにでも選出できる万能エースです。基本的にはキュウコンや晴れエルフーンで呼んだほのお技に後投げしてから全抜きを狙います。全てのスカーフカイオーガに共通することですが、体力の約73%程度あればこんげんのはどうと威力が同じということを踏まえつついかにしおふきを押すかが立ち回りのカギになります。
*キュウコン(アローラのすがた)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):ゆきふらし(Snow Warning)
持ち物(Item):とけないこおり(Never-Melt Ice)
努力値(EVs):HCS調整
技(Move):ふぶき、フリーズドライ、オーロラベール、まもる(Blizzard、Freeze Dry、Aurora Vail、Protect)
カイオーガとの攻撃補完が良く、キュウコン→カイオーガの受け補完も非常に良いです。オーロラベールは主に白馬トリル系のターン枯らしで使用します。呪い続けたパルキアが環境から消滅しているので化身ランドロスを抜くためにおくびょうにするか検討中です。
*ゴリランダー*
性格(Nature):いじっぱり(Adamant)
特性(Ability):グラスメイカー(Grassy Surge)
持ち物(Item):とつげきチョッキ(Assault Vest)
努力値(EVs):HAD調整
技(Move):グラススライダー、ドラムアタック、とんぼがえり、ねこだまし(Grassy Glide、Drum Beating、U-turn、Fake Out)
PFの一貫切りと対みず打点を備えた対面操作役として使用します。味方の霰ダメージ相殺、カイオーガのしおふき火力上昇目的のリジェネは必要不可欠であり、ターン終了時に霰→リジェネの順で効果が発動するので霰によるタスキケアを阻害しないのも魅力的です。
*霊獣ランドロス*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):いかく(Intimidate)
持ち物(Item):オボンのみ(Sitrus Berry)
努力値(EVs):HBベース
技(Move):だいちのちから、ウェザーボール、とんぼがえり、まもる(Earth Power、Weather Ball、U-turn、Protect)
威嚇とでんき無効、だんがいのつるぎ切りを兼ね備えた対面操作役です。ウェザーボールはランドロスミラーやゴリランダーへの打点確保をするために使用しますが、状況に応じてトリトドン、マンムー、グラードンの3形態に変化するのは使っていてかなり楽しいです笑。
*エンテイ*
性格(Nature):しんちょう(Careful)
特性(Ability):せいしんりょく(Inner Focus)
持ち物(Item):ぼうじんゴーグル(Safety Goggles)
努力値(EVs):HDベース
技(Move):せいなるほのお、しんそく、かみくだく、ほえる(Sacred Fire、Extreme Speed、Crunch、Roar)
くさタイプ、ザシアンへの明確な回答であり、ゼルネアスの展開を全く許しません。全体技を多用しおいかぜエルフーンを採用しているため、味方ほえるは高頻度で使用します。はじめはフレアドライブを採用していましたが、以下の理由でせいなるほのおに変更しました。
①ゴツメモロバレルを処理した後等にグラススライダーで縛られることを回避するため
②雨下でゴリランダーに運ゲーを狙うため
③にほんばれを採用したことでフレアドライブが火力過剰気味になったため
*エルフーン*
性格(Nature):おくびょう(Timid)
特性(Ability):いたずらごころ(Prankster)
持ち物(Item):ゴツゴツメット(Rocky Helmet)
努力値(EVs):BCS調整
技(Move):おいかぜ、アンコール、くさむすび、にほんばれ(Tailwind、Encore、Grass Knot、Sunny Day)
おいかぜで展開補助をしつつ、アンコールでゴリランダーのねこだまし、ターン稼ぎまもる、ジオコントロール、スイクンのおいかぜを咎めてしおふき、ふぶきの一貫を取ります。
ザシアンをはじめとするスタン系の対カイオーガ選出は、くさ1〜2枚+みず+伝説がほぼ確定しており彼らにほのお技が一貫しやすく、エルフーンを盤面に並べている状態で隣にみず技が一貫する状態を解消する意味も含めてにほんばれを採用しています。
ゴツゴツメットは被弾しやすいねこだましへの削りと、エンテイのせいなるほのお+ゴツメスリップ+しんそくでゴリランダーを突破するために採用しています。
〜最後に〜
今回はかなり雑に済ませてしまいすみません。質問、共有したい等の連絡は自分のTwitterDMまでお願いします。
ありがとうございました!
「Lock Open!」風林火山スタン・極(きわみ) 〜大大大大大将軍〜
とぅふ(@TofuHeatranVGC)です。
ゴートゥさん(@GotoTapuFiniVGC)が愛知で行われたPJCSライブ大会に出場されました。
今回は風林火山スタンの総括として、自分たちが構築を組み始めてからの全てをお話しします。
目次
○構築経緯
-
シーズン12「コータス弱くね?」
-
シーズン13「バナポリからバナクレセへ」
-
トリックルーム脱却「オーロンゲとの出逢い」
-
シーズン14開幕「バンギラス解雇〜レヒレ合流」
-
PJCS予選終了「ウーラオス兄弟迷走期」
-
PJCS本戦「復活のF」
○構築内容
○差別化について
○最後に
〜構築経緯〜
*シーズン12「コータス弱くね?」*
今は昔、準伝が合流して最初のシーズンにてバナコーポリ2という並びが大流行しました。自分も暫く使用した際に思ったことを纏めると、
でした。
理由に関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://tofunodojyo.hatenablog.com/entry/2020/12/29/124824
後に再度やなぎさんの記事を拝見しましたが、コータスの役割を考えた時にヒードラン(ガオガエン)に行きつかないのは正直意味不明でした。経由してコータスに至ったのであれば単に価値観の違いですが。
この際、フシギバナの単体性能を活かすべくフシギバナスタンの原型を雑に考えますが、別構築のハッサムの考察に時間を取られ一旦没案となります。
*シーズン13「バナポリからバナクレセへ」*
迎えたシーズン13にて、ガブリアスとじーんパの勉強を進めている際、バナコーポリ2を回していたゴートゥという男から「コータスが弱いから強いやつにしたい」との相談を受けます。
彼も自分も特に作ろうとしていた構築がなく、お互いに2021から逃げて2018、2015を触りかけていたのでバナポリ2をベースに構築を組み始めることになりました。
フシギバナとの攻撃補完と重たいランドロスへの打点として、ポリゴン2にれいとうビームが必須クラスという共通認識のもと、朝方3時ごろに欲しいポケモンを詰め込んだハッピーセットを作りました。フシギバナスタン第一形態です。
当時サンダー、ファイヤー、アタッカーレイスポスに環境の対応が追いついておらず、彼らが強い環境というのもあり、タスキエッジバンギラスを採用していたのは非常に懐かしいです。
しかし、徐々に研究が進んだ水ウーラオスへの対応が怪しく、また高速展開をできるポケモンがランドロスしかおらず、またもやガチトリル構築の道を歩み始めていたので、ゴートゥさんがてるチャレ7に出場する前にポリゴン2→こごえるかぜ 、てだすけを所持したナモのみクレセリアに変更し、当時1番役割が薄く感じられたカプ・レヒレ→おくびょう玉サンダーに変更しててるチャレ7を迎えました。
結果はtopcutにあと1勝足りずに敗退。
しかし、アカザさんがこの際準優勝した構築は構築の思想がかなり近いところにいると考えていたので、2人揃って少し自信に繋がりました。
ちなみにこの時、サンダーの枠でガラルファイヤーとジャポトゲキッスに手を出して大火傷をした人間がいたとかいないとか…
*トリックルーム脱却「オーロンゲとの出逢い」*
ここまでの考察を振り返って特に気になっていた点は、
「トリックルームパーツを選出した際の選出が弱すぎる」
という点です。
具体的には、エルテラやセキタンザンといった特定のコンボを成立させる構築、レイスorドラパ+ウーラ等のビートダウンに対しての返しを目的にトリックルームを選出するにも関わらず、トリックルームパーツが相手にかける圧力が皆無なため、ほとんど4vs3でゲームがスタートしてしまうということです。
余談ですが、この頃は
「レイスポスにポリ2が強い!」
「トラアタポリ2最強!」
という謎の迷信が存在していた時期です。懐かしいですね。
ここで、構築の並びが以前拝借したじーんパと酷似していることに気づいたため、お香トリックオーロンゲに関して理解を深めてみることにしました。
結論としては、トリックオーロンゲは対面強化パーツとして非常に優れているということです。
お香トリック自体が特定のギミック構築、おいかぜ構築、トリックルーム構築に対して種族値での殴りあいを要求できるので、高火力、高耐久、中速の高種族値グッドスタッフにおいてその真価を発揮します。
結果的にシーズン13自体は特に結果なしで終了しましたが、特に構築に限界を感じていなかったので引き続き煮詰めることになりました。
*シーズン14開幕「バンギラス解雇〜レヒレ合流」*
この時点での課題は主に3つです
①究極のサイコフィールドアグロ(主にウオノラゴン)への勝率が不安定
②対セキタンザンが常に五分五分の択ゲーになりがち
③レジギガス無理
中でもレジギガスは当時海外で研究が進められていたため「フシギバナグッドスタッフはレジギガスに無力」というイメージを自他共に印象づけることは最も避けるべきことだと考え、レジギガスより足が速くボルトサンダーに打点を持てるテラキオンの採用が決まり、役割が被るバンギラスがここで解雇となりました。
しかし、海外での研究が進まなくなりレジギガスの数が徐々に衰退し、上記の①、②の問題点が浮き彫りになったため、オーロンゲのうそなきと併せて彼らに圧倒的に強く立ち回ることができる玉CSカプ・レヒレの採用が決定しました。
その他、Resuさんの提案でフシギバナの火力不足を補うべくアイテムをじゃくてんほけんに、我々が不満を感じていたサンダー短命問題を解消すべく、サンダーをはねやすめ所持型に変更し、
結果このシーズンを最終14位で終えましたが、まだまだ不満な点が残っていたので、伝説戦シーズンの間も修正を加え続けることにしました。
*PJCS予選終了「ウーラオス兄弟迷走期」*
PJCS予選が終了するまでの間、トレースかいでんぱポリゴン2が無理だということに今更気付いたので、本戦までに対処法を模索することになりました。
具体的に説明すると、これまでのポリゴン2の処理ルートが
①トリックでお香を押しつける
②ねっぷう、ソウルクラッシュあたりでダメージを稼ぐ
③じこさいせいを置くタイミング等でうそなきを重ねて柔らかくする
④バナドランサンダーレヒレのダイマ技での落とし際にお香を取り返し、相手のエースに再度押しつけの態勢を作る
というものでしたが、
「オーロンゲを選出せざるを得ない状況であるにも関わらず、いたずらごころをトレースされた時に立ち回りの回答が無い。」
この処理ルート最大の欠陥が今更発覚してしまったのです。
対処法を模索する段階で、
のループに陥ってしまい、結論が出せないまま本戦5日前を迎えます。
*PJCS本戦「復活のF」*
現段階でラスト1枠に要求される要素を考慮した際、最適解が
であると結論づけ、思いついたのはこの技です。
この頃ようやくトライアタック採用をした弱いポリゴン2が環境から絶滅しかかっていたため、れいとうビーム1ウェポンのポリゴン2をしぜんのいかりを用いてTODで処理することが可能となりました。
そしていよいよJCS本戦、しぜんのいかりカプ・レヒレの活躍もあって9-2、12位で見事ライブ大会出場を決めました!
https://twitter.com/gototapufinivgc/status/1391271962106753030?s=21
〜構築内容〜
*フシギバナ(Venusaur)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):しんりょく(Overgrow)
持ち物(Item):おはなのおこう(Rose Incense)
努力値(EVs):H156-×-B36-C180-D20-S116
技(Move):ハードプラント、ヘドロばくだん、だいちのちから、まもる(Frenzy Plant、Sludge Bomb、Earth Power、Protect)
*ヒードラン(Heatran)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):もらいび(Flash Fire)
持ち物(Item):シュカのみ(Shuca Berry)
努力値(EVs):H196-×-B12-C172-D4-S124
技(Move):ねっぷう、だいちのちから、ラスターカノン、まもる(Heat Wave、Earth Power、 Flash Cannon、Protect)
*霊獣ランドロス(Landorus-Therian)*
性格(Nature):いじっぱり(Adamant)
特性(Ability):いかく(Intimidate)
持ち物(Item):とつげきチョッキ(Assault Vest)
努力値(EVs):H164-A116-B36-×-D12-S180
技(Move):じしん、そらをとぶ、ストーンエッジ、とんぼがえり(Earthquake、Fly、Stone Edge、U-turn)
*オーロンゲ(Grimmsnarl)*
性格(Nature):しんちょう(Careful)
特性(Ability):いたずらごころ(Prankster)
持ち物(Item):まんぷくおこう(Full Incense)
努力値(EVs):H212-A4-B84-×-D172-S36
技(Move):ソウルクラッシュ、イカサマ、ひかりのかべ、トリック(Spirit Break、Foul Play、Light Screen、Trick)
*サンダー(Zapdos)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):せいでんき(Static)
持ち物(Item):するどいくちばし(Sharp Beak)
努力値(EVs):H108-×-B20-C172-D4-S204
技(Move):10まんボルト、ぼうふう、はねやすめ、まもる(Thunderbolt、Hurricane、Roost、Protect)
*カプ・レヒレ(Tapu-Fini)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):ミストメイカー(Misty Surge)
持ち物(Item):たべのこし(Leftovers)
努力値(EVs):H108-×-B44-C196-D20-S140
技(Move):ムーンフォース、ねっとう、しぜんのいかり、まもる(Moonblast、Scald、Nature's Madness、Protect)
〜差別化について〜
考察をする上で差別化という作業は非常に重要な役割を担います。今回1月末に風林火山スタンを発表し、シーズン18がスタートをしてからというもの、(自意識過剰かもしれませんが)風林火山スタンのヒードラン→コータス、メタグロスといった並びが度々見受けられますが、彼らは差別化という言葉の意味を120%理解していません。
ではそもそも差別化とは何なのか、今回のヒードランとコータスを例に挙げながら、自論と主観をたっぷり交えて解釈を述べていきます。
その前に、前提として、今回は「(フシギバナ)=(対面性能において優秀なポケモン)」と約束し、フシギバナとの攻撃範囲(苦手な鋼、ブリザポス、フシギバナミラーへの圧力云々を想定)、交代先としてヒードランとコータスを比較する場合を想定します。
まず、あるポケモン同士を差別化をする上で欠かせないのが「判断材料」、つまり長所と短所です。
今回のヒードランとコータスに関して長所と短所を箇条書きにしたものが以下の図です。
☆ヒードラン☆
☆コータス☆
他にも多数存在しますが、その中でお互いの長所と短所をそれぞれ3つずつ提示してみました。両者共に提示している材料の数は同じなので差別化するのは困難です。
ここで、前提として提示した「(フシギバナ)=(対面性能において優秀なポケモン)」という約束を考慮した際に、フシギバナの対面性能を強化する上での耐性、居座り性能、先述したフシギバナが厳しいポケモンへの攻撃・受け補完を考慮した際に強く関連する要素にアンダーラインを引くと以下の通りです。
一目瞭然です。この他の項目を挙げ続けても基本的にヒードランの方が長所を活かしやすいことがわかります。
つまり、ポケモンにおけるポケモンAとポケモンBの「差別化」という行程を紐解いていくと最終的に、
「ポケモンAとポケモンBの長所と短所を書き出し、もともと採用を考えていたポケモンX、及び構築全体の思想、目的と照らし合わせて書き出した材料を整理、比較すること」であるという当然の結論に至るわけです。
余談にはなりますが、ここまで読んでいただけた方なら、バナコーという並びが形成されるまでのプロセスが自ずと見えるかと思います。
今回のヒードランとコータスの差別化との相違点は、始めに設定した約束が「(フシギバナ)=(先制ねむりごなによる行動制限が優秀なポケモン)」だという点です。
この点に沿って情報を整理すると、「フシギバナの特性とのシナジー」という唯一無二の性能を持つコータスが選択されるのは自然であると言えます。
〜最後に〜
残念ながらゴートゥさんのライブ大会の結果は振るいませんでしたが、半年以上もの間煮詰め続けたスタン構築なので、全国ダブルシーズン最後に使っていただけたら幸いです。加えて、残り短いですが、フシギバナがきっちり機能するフシギバナスタンの研究が進むことを切に願っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【ヒードラン入り構築の組み方の考察】〜風林火山外伝①〜
とぅふです。
今回は風林火山スタンの外伝シリーズ①として、ヒードラン入り構築の組み方について記事に起こします。「ヒードランを構築に組み込みたいけど上手く機能しない!」という方はぜひ参考にしていただきたいです。
主観に基づく点もかなり多いので「生理的に無理!」と思ったら即ブラウザバックしてください。
〜目次〜
〜1.ヒードランの解釈〜
91-90-106-130-106-77 (計600)
弱点:地 水 闘
耐性:竜 飛 虫 草 氷 無 炎 鋼 超 精
結論から言うと、ヒードランは
「耐性と種族値に裏付けされた高い耐久力を盾に、炎技を複数回連打しコンボ火力を出すポケモンである」
ということです。
正直な話、このご時世において特性等の補正無しC130-全体技威力95は、火力を出すポケモンの中ではかなり弱い部類に入ります。ダイマックスを選択しても威力130(てっていこうせんは論外、オバヒは審議だが今回は使用しないものとする)と標準程度です。
しかし、ヒードランが他のほのおタイプと大きく異なっている点は耐性、種族値に裏付けられた耐久力(居座り性能)です。特にいわタイプ技を等倍に抑えられる点では、世の中のほのおタイプで最もテッカグヤに強く立ち回れるといえます。
つまり、ヒードランは1発の火力に比重を置かずに、有利対面(撃ち得対面)でねっぷうを連打し、アタッカーへの交代を牽制しつつダメージを稼ぐポケモンと解釈できるため、落とすタイミングをこちらがコントロールしやすいオーロンゲの壁ターン消費や、ブリザポスの後投げを許さないままトリックルームターンを稼ぐ動きをする上でその真価を発揮します。
〜2.ヒードランが機能しない理由〜
ヒードランが構築内で上手く機能しない場合の原因は主に3つです。
①ヒードランをメインのアタッカーとして据えている
②浮いているポケモンが2匹以上いない
③サイクルに中間択が存在しない
☆ここでいう中間択とは、主に素の耐久値でサイクルに参加するポケモン(中継地点)を指す。例)クレセリア 、スイクン
①は前パートでも示した通り、ヒードランというポケモンと戦略がマッチしていません。
VGC2013のもりやま噴火スイッチ、天地魔闘スタン、ORASの夕立パに採用されている噴火ヒードラン(アタッカーヒードラン)が強いというのは、あくまで噴火ヒードランが採用できる際の理屈なので、当時のヒードランと現行のヒードランは全く別の生き物と捉えるのが自然です。
②に関してもう少し噛み砕いた表現をすると、
「じしん(ダイアース)を相手に選択させる理由作りをさせてしまっている」
ということです。
例えば、トリックルーム中に以下のような盤面になったとします。
この際、ヒードラン側の構築に浮いているポケモンがランドロスのみの場合、ブリザポス側はヒードラン方向にダイアースを選択するのがこの上ない安定択となってしまい、ヒードラン側がアドバンテージを取るにはランドロスの裏からカプ・レヒレを経由し、ヒードラン裏からランド後投げを狙うという非常に読まれやすい不利サイクルをしなければなりません。
「じしんの撃ち得状態の解消」という意味ではゴリランダーをはじめとするくさタイプでも足りるように見えますが、ダイアースのD上昇を許すと終盤ヒードランが腐りやすいという点を踏まえると、やはり浮いているポケモンを採用することは必須です。これでは、
「ダイアースに弱いからブリザポスにヒードランが弱い!」
という思考に至っても無理はありません。あなたがダイアースを撃たせるのが悪いです。
③については正直個人の価値観に依存してしまうような気はしますが、自分は非常に重要な要素だと考えています。今度は以下のような盤面を想定します(ゴリラは猫消費済み)。
この場合、中間択無しでランドドランサイクルをしようとする構築の場合、ブリザポス視点はゴリランダーから全く圧力を感じないので、必然と冷凍ビーム+ダイアースをヒードラン側に集中するという択が安定択になりやすくなってしまいます。
これを解消するために、浮いているがこおり、でんきを数値で受けられるクレセリアや、数値でダイアース、ばかぢから+れいとうビームを受けられるスイクン、カプ・レヒレあたりは中間択としてよく採用されます。特にこの3体は一貫しやすい水を(クレセリアはにほんばれ込みの)耐性で受けられる点も優秀です。
これが理解できていれば、(今更こんな並べ方滅多にしませんが)VGC2015において以下のような盤面を作ってはいけないという理由がわかるはずです。
(余談ですが、リンヤさんとげべぼさんが浮遊枠1枚+ポリゴン2を採用していたので、参考にして浮遊枠1枚+中間択ポリゴン2で回していましたが、なぜあそこまで結果が残せるのかわからないレベルでドランとの相性は絶望的に悪かったです。お二方との実力差を再認識しました。)
〜3.ヒードランが機能する構築作り〜
ヒードランが構築に採用される流れとしては主に次のような流れです。
*共通*
①…軸に据えたいポケモン
②…①と攻撃補完が取れているヒードラン
③…浮いているポケモン2枚
*構築次第*
④…中間択(主に水タイプ、クレセリア等)
⑤…かくとうタイプ
①、②に関しては、主に2013年の構築に当てはまらない場合がありますが、少なくともVGC2015〜2021の構築には当てはまる流れです。
①は具体的に、ガルーラ、サーナイト、サンダー、フシギバナあたりが該当します。
③、④は先程述べた通りです。強いて言えば、ヒードランとの攻撃補完を意識して③には浮いてるでんきタイプが選択される場合が多いということです。
このポケモン達はそれぞれはがね、じめんタイプでありながらいわタイプ技の一貫を作ってしまう(いわなだれの負け筋を増やしてしまう)という性質があり、さらにそれぞれのタイプの別ポケモンを採用すると、折角一貫を切ったタイプの技の一貫を自ら作り出してしまうというジレンマが古来より存在するため、消去法でかくとうタイプが採用される場合があります。
ここで、過去に存在した構築と上の要素を照らし合わせると、結果を出した構築がどれほど理にかなった組まれ方をしているかが見えやすいと思います。
*2012*
・Wolfeパ
*2013*
・ドラン噴火スイッチ関連
<R ver.(初期型)>
<もりやま ver.(もりやま噴火スイッチ)>
<ビエラ ver.(honasho噴火スイッチ)>
<psk ver.>
<げべぼ ver.(天地魔闘スタン)>
・レモネードパ
・Arashパ
*2015*
・chalkと愉快な仲間達
・とにーパ
・scarサナバレル
・Lajosパ
・夕立パ
*2018*
・びちょゴリラグッドスタッフ(世界大会時リザ→コケコ)
*2021*
・じーんパ
・セバスチャンパ
・風林火山スタン
〜4.最後に〜
ここまで読んでいただきありがとうございました。浮いてるポケモンが1人もいないようなヒードラン入り構築が今後減ることを切に願ってます。
G8 全国ダブル総括(20.10〜21.5)
とぅふです。
少し時間ができたので自分が今作の全国で使用していた並びをまとめました。
折角なので公開してみます(圧倒的自分語り)。
ストレスのあまり30も回してないものは除外してます。
10月
〜冠解禁直後〜
*自信マンマンエレキ*
解禁前にエレキ→コケコで考えてたやつ。
ブリザポスとレジエレキに夢を破壊された。
…カ・エール準伝スタンを回すの時期…
*初期ガラルファイヤーコントロール*
SD1973(1位)構築。Jeudy(@SoulSurVGC)とffになるきっかけ。ローラー胞子でレヒレ虐めてた。
…剣舞ランド、レジドラゴ、レイスポス、クレセブリザ、フェロブリザやら一通り試すの会…
*メイドラゴンスタン*
パワスワクレセでボルトグロスに威嚇してた。
欠陥構築。
11月
〜シーズン12〜
*ラティグロス*
じならしラティアスゴミすぎて解散。
*バナコーポリ2*
コータス弱すぎて弱すぎて弱かった。
この後「ポ上手い人」の構築パクってもとにかく亀がゴミ。エレキウーラしか出さない事件。
*妹ラティハッサム*
2000乗ったけどヲタサーの姫コータスの囲いにめちゃくちゃ叩かれた。
12月
〜シーズン13〜
…ハッサムにハマった青春時代…
…ついでにじーんさんのスタン勉強…
…風林火山スタン構築開始…
*木戸川清修スタン*
ネタで解禁前考えてたやつ。何故か放送中に1963(1位)を達成。
…一瞬だけ内容貰ってたレイスキッス…
*風林火山スタンTy*
S13終了時。ダイバーンイカサマバンギを俺は忘れない。
1月
〜シーズン14〜
…テラキオンに恋して、ファイヤーと復縁しようとしたアオハル(真冬)…
…ついでにオプーナ雨滅び勉強…
*風林火山スタンF*
ゴートゥさんが結果残したやつ。近頃ちょくちょくしんりょくバナスタン見て嬉しい。
〜これから〜
とりあえず知識不足気味のセキタンザン、ツボラキあたりを触りたいですね。
セキタンザンはともかく、今作過去作のツボラキ魔神がツボラキを捨ててしまったので上手いツボラキ使いがいないのがほんとに辛いです(過去作までの知識で賄えてる気はするけど)。
雑なまとめですが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
【PJCS予選最終8位】鬼殺隊イベルガモス 〜無限まひるみ編〜
とぅふです。
今回は(@TofuHeatranVGC)(@Rosalie_poke)(@cycleshop_i)(@Tinakiruru)の4人で共有し、キルルさんが8位を獲得したイベルタル構築の記事です。
本人の希望で自分が代筆します。
抜けた人が偉いので従うしかありません。
目次
1.予選使用伝説について
2.構築経緯
3.単体紹介
4.ニンフィア編
5.最後に
〜予選使用伝説について〜
予選に臨むにあたって、使用する伝説ポケモンを決めるわけですが、その前に伝説ポケモンに求める条件を考えました。
まず、伝説ポケモンの候補として挙がるのは以下のポケモンです。一部の奇抜なポケモンは除外しています。
条件は、
・命中安定技を常に振れる
・常に火力が出せて且つ安定している
・構築上伝説ポケモンへの依存度が低い
であり、これを満たすポケモンは以下に絞られます。
次に、このポケモン達をキャラ対策も兼ねて他構築を参考にしながら回し、最終的に欠陥が生じ辛い以下の3体まで絞れました。
候補から外れた伝説ポケモンの脱落理由は以下の通りです。
*レシラム+オーロンゲorピッピ
→単体だと環境に刺さっているがレシラムが短命。黒バド、カイオーガ、パルキア(竜禁伝)のどれかが必ず重くなり、ランドロスやセキタンザン、ウーラオス等一般枠に厳しいポケモンが多め。
(他よりマシなものの)苦手な禁止伝説の対策を構築に詰め込むとホワイトキュレムへの依存度が高くなってしまいがち。竜禁伝ミラーとウーラオスが一生きつい。
*白バドレックス+ミミガエンレヒレ(968パ)*
構築上の穴は少ないがトリックルーム特有のイージーウィンの狙いにくさ、運負けのしやすさ、ポケモンが下手な我々のミラーマッチの若干の不安定感があるため予選には向かないと判断。
*黒バドレックス+エルフーン、イエッサン
ゴミ。ストレッサー。
残った3体のうち、ザシアン、ディアルガは構築の研究が進められており、対策を切っている構築は(奇行種を除くと)存在しないので、予選において謎の死を遂げる可能性が高いと考えました。
妨害要素による謎の死を回避する為には常に高度なプレイングが要求され、(万が一45戦フルに戦うことになった場合)プレイヤーの体力的に効率が悪いと感じたので却下し、いたずらごころをはじめ妨害要素が少なくストレスフリーなイベルタルを採用することを決めました。
〜構築経緯〜
イベルタルを採用する上で参考にしたのはえげさんがVRで使用していた並びです。
この並びで必須だと思われたのはイベルタル、レジエレキ、ランドロスの3体です。
この3体であればイベルタルが苦手なボルトロスやレジエレキ等のでんきタイプに対して互角以上で闘うことができ且つ、イベルタルの得意とする超火力ダイアーク展開が可能です。
この時点での課題は、
・悪ウーラオスが重い
・ホワイトキュレム無理
・ブラッキー、オーロンゲ無理
・対ザシアン、カイオーガ、白バドレックスの補強
の4つです。
この条件を満たすように残り3体を選定した結果が以下の形であり、キルルを除く3人が使用していた構築です。
対カイオーガ、レジエレキ補強のゴリランダー。
対ザシアン、オーロンゲ、白バドレックスで優秀で且つ、重い悪ウーラオスのタスキを潰せるゴツメウルガモス。
ブラッキー、オーロンゲ、ホワイトキュレム、悪ウーラオスに強く且つダイアークビート展開も可能なニンフィア。
ここでキルルはブラッキー、ウーラオスに少し薄くなる代わりにイベルタル強化パーツとして優秀なオーロンゲを採用して構築が完成しました。
〜単体紹介〜
*イベルタル(Yveltal)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):ダークオーラ(Dark Aura)
持ち物(Item):くろいメガネ(Black Glasses)
努力値(EVs):H44-0-B20-C188-D4-S252
技(Move):あくのはどう、デスウイング、イカサマ、まもる(Dark Pulse、Oblivion Wing、Foul Play、Protect)
HB…a197珠ランドロスのダイロック213~252
HD…c152(252)珠レジエレキの10万ボルト252〜299
C…176ダイマカイオーガが悪の波動ダイアークで93.7%の乱数2発
ダイアーク1発目(141~166)
ダイアーク2発目D-1(210~247)
B4振りオーガがイカサマダイアーク+悪の波動ダイアークで確定
ダイアーク1発目(142~168)
ダイアーク2発目D-1(210~247)
構築の軸です。イカサマで199ザシアンにも2確が取れるので、ダイマックスを選択せずとも立ち回りが安定しやすいポケモンです。後述するレジエレキのでんじはと併せてまひるみ展開ができ、技外しもないので基本的に上振れを狙いやすいのも優秀です。
*ウルガモス(Volcarona)*
性格(Nature):ひかえめ(Modest)
特性(Ability):ほのおのからだ(Flame Body)
持ち物(Item):ゴツゴツメット(Rocky Helmet)
努力値(EVs):H244-×-B236-C0-D0-S28
技(Move):かえんほうしゃ、むしのていこう、いかりのこな、まもる(Flamethrower、Struggle Bug、Rage Powder、Protect)
HB…222ザシアンのきょじゅうざん2耐え
200ウーラオスのダークオーラあんこくきょうだ耐え
111ミミッキュのかげうち×2+238白バドレックスのダイアース確定耐え
C…167-136ザシアンがゴツメ+やけど+かえんほうしゃで87.5%の乱数1発
S…最速ラプラス抜き
対ザシアン、968パ、オーロンゲ、ホワイトキュレムにおいて非常に強力です。またイベルタル構築で重い悪ウーラオスのタスキを削る役割もこなします。本戦ではずぶといで採用してましたが、ひかえめの方が数値高くなることに終わってから気付かされるポケモンにわかです。
*オーロンゲ(Grimmsnarl)*
性格(Nature):わんぱく(Impish)
特性(Ability):いたずらごころ(Prankster)
持ち物(Item):リリバのみ(Babiri Berry)
努力値(EVs):H252-A12-B124-×-D116-S4
技(Move):ソウルクラッシュ、ふいうち、こわいかお、うそなき(Spirit Break、Sucker Punch、Scary Face、Fake Tears)
A…対オーロンゲのソウルクラッシュの乱数が2〜4変わるため12
HB…222、A+1ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
S…端数
対レジエレキ、追い風、トリックルームで機能します。何故だかトリル時にイベルタルへの味方こわいかおの択が見えてない人が未だにいらっしゃるみたいだということもあり、パルキアを筆頭とする龍禁伝+S操作にはめっぽう強いです。
*レジエレキ(Regieleki)*
性格(Nature):おくびょう(Timid)
特性(Ability):トランジスタ(Transistor)
持ち物(Item):きあいのタスキ(Focus Sash)
努力値(EVs):H0-×-B4-C252-D0-S252
技(Move):10まんボルト、でんじは、エレキネット、まもる(Thunderbolt、Thunder Wave、Electroweb、Protect)
対ボルトロス、ザシアン、カイオーガetcで活躍する万能S操作です。ウーラオスが重いのでふいうちの乱数が3変わるB4での採用です。ネットイカサマで処理しきれない追い風ボルトはこいつのダイマックスで対応します。対セキタンカイリューの際、カイリューダイマックスの択を切るならジェット+エレキネットカイリュー集中→電磁波セキタンザン方向orロンゲ4に出しこわいかおで対処可能です。
*霊獣ランドロス(Landorus-T)*
性格(Nature):ようき(Jolly)
特性(Ability):いかく(Intimidate)
持ち物(Item):いのちのたま(Life Orb)
努力値(EVs):H4-A252-B0-×-D0-S252
技(Move):じしん、いわなだれ、そらをとぶ、まもる(Earthquake、Rock Slide、Fly、Protect)
対ホウオウ、ダイマボルト意識の最速AS玉です。キルルのみ扱い慣れているこの型を採用しました。
*ゴリランダー(Rillaboom)*
性格(Nature):いじっぱり(Adamant)
特性(Ability):グラスメイカー(Grassy Surge)
持ち物(Item):きせきのタネ(Miracle Seed)
努力値(EVs):H156-A252-B20-×-D12-S68
技(Move):ウッドハンマー、ねこだまし、グラススライダー、まもる(Wood Hammer、
Fake Out、Grassy Glide 、Protect)
A…特化
HD…217黒馬バドレックスのアストラルビット153~183
対カイオーガ、カプ・レヒレ、レジエレキで活躍します。レジエレキが構築上重たいのでレジエレキダイマックスに対応しやすい非キョダイマックスでの採用です。
〜ニンフィア編〜
えげさんがてるチャレtop16に残ったのでニンフィア採用バージョンも記事に起こ
そうとしましたが時間もないので先にオーロンゲ版のみ公開してこちらは追記の形を取ります。すみません。
〜最後に〜
今回記事、型を参考にさせていただいたResuさん、えげさんにはほんとに感謝してます。来月からの全国ルールは気合い入れてポケモンやっていこうと思うのでよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!