とぅふのまったり準伝生活

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【単体考察】スタンにおけるフシギバナ考察メモ

こんにちは。とぅふ(@TofuHeatranVGC)です。

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今回は構築記事というわけではありませんが、先日開かれたポッドさん(@Pod_iPhoneSE2)主催の46人規模BO3トーナメントでTOP8入りした際のツイートに関してピン刺しフシギバナについての質問が何件か来ていたので(アカザさん(@akaza0727)がてるチャレで使用されていたのが一番大きいと思います)、自分が取っているメモを軽く記事に起こします。よかったら参考にしてください。

*メモをそのまま起こしているので主観的表現が多いです。悪しからず。

 

 

フシギバナ単体の強み〜

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フシギバナが評価される理由の中で自分が特に大きいと感じた点は以下の通りです。

・優秀且つ独特な攻撃範囲

・キョダイベンタツの通りの良さ

・対エレキウーラの処理速度

・優秀なタイプと種族値

 

草・毒の複合タイプはモロバレルでも実証されている通り、闘、水、雷、妖を半減に抑えるという性質を持ち、弱点の飛、炎、超、氷に関しては、一部を除き環境に参入しにくい超、氷タイプを除くと基本的に2つと考えられるので、高種族値の準伝説ポケモンや600族との補完関係を成立させやすいのが特徴です。この耐性とキョダイベンタツのスリップダメージにより、超出し得ポケモンのエレキウーラに一方的に有利に立ち回れます。


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また、メガフシギバナ時代の大きな弱点として、ヒードラン(鋼)やメガゲンガー(毒)で詰んでしまうという攻撃範囲上の大きな穴が存在していましたが、今作だいちのちからを習得したことにより範囲が大幅に広がったのも特徴です。

キョダイベンタツについて、同じ効果を持つゴクエン、ホウゲキとの相違点として大きいのは、草タイプが環境に少ないためダメージを蓄積させやすく、ダメージが通らない草タイプについては(ミラーを除いて)対面で処理できるという点です。キノコのほうしといかりのこなを無効化する点では、最近増えているモロバレルにも強いです。

 

〜バナコーポリ2について〜


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フシギバナについて語る上では欠かせない、前シーズンにやなぎさん(@yanagiT_poke)が発案され、数々の形で最終2000達成を果たした構築です。自分も見様見真似で採用しSDで回していたのですが、フシギバナポリゴン2には納得していたものの、相手をしている時も常に疑問に思っていたのがこのポケモンでした。

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弱い…

とにかく弱い……

弱すぎる………

自分が極端に足が遅いやつを扱うのが不得手というのが1番大きい気はしますが、それにしても扱いにくさが目立ってしまったポケモンです。

コータスの役割対象を考えた際に、どうしてもトリックルームに依存する形を取らなければならず(ブリザポス、テッカグヤ、相手フシギバナ等)、ポリゴン2の刺さり方に関わらずともポリゴン2の選出を強要されてしまい、このポケモン1匹が足枷となって本来スイッチトリパとして組まれている(と聞いた)はずが、そこから大きく逸脱したガチトリルのような立ち回りを強いられてしまうと感じました。

不毛なミラーマッチもやっていて気持ちのいいものではありません。本来のバナポリ2の強みである高耐久+スリップダメージを日照りによって弱体化させてしまうのが見えていても(ガエンにフレドラされるグラードン)、相手のフシギバナを処理するメイン打点はコータスorブリザポスに依存してしまい、お互いにコータスが重くなる形がとにかく面倒でした。

 

フシギバナ単体を強く見た構築〜

まず、この考えをもとにフシギバナが強力なパーツとなり得るスタン構築をゴートゥさん(@gotovgc1027)と協力して組むことになりました。特に結果を出しているわけではないので詳しい配分やアイテム、技等は省略(隠滅)しますが、回していた並びは以下の通りです。

 


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深夜テンションで欲しいポケモンをホイホイ詰め込んだハッピーセット

受け身すぎて逆に突破力のあるエースがいない…

水ウーラオスという生き物が大穴

 


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共有しているゴートゥさんがてるチャレで使用されていた構築。

トリックルームへの依存が薄いため、やばいやつに対しての切り返しの意味合いでクレセリア を採用。

 


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GFTトーナメント時の形。対面構築の強化パーツとしてクレセリアより優秀と感じたのでオーロンゲを採用。

 

どの構築においても共通しているのは、この並びの強さでした。


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強すぎ。。。

フレアドライブやねっぷう(炎技)、ダイジェット、ダイアイスを撃ち得にしないという点で、ヒードランフシギバナの引き先として圧倒的なスペックを誇ります。お互いが苦手とするテッカグヤカプ・レヒレにほぼ一方的に強いのも強力です。


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コータスとの差別化として、ベンタツスリップ→ねっぷう連打という形を成立させる上ではガオガエンテッカグヤに一方的に有利で且つ足が速いヒードランは優秀であり、対ブリザポスに関しても、トリックルーム展開を狙うポケモンヒードランをほぼ削ることができないことから、ターン枯らし→ヒードランでねっぷう(なんならダイマ)という動きを成立させやすいです。

ただしコータスカミツルギ、ウーラオスに対してヒードランよりも有利に立ち回れるので、これに関しては個人の好みによるとは思いますが、フシギバナの強みを活かす上での相棒としてヒードランは相当優秀だと感じました。


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〜最後に〜

今シーズン自分が対戦していてスタン入りのフシギバナとほぼマッチングしていないので、まだまだ開拓不足だとつくづく感じました。自分のような下手な人間でも扱えたので、上手い方が研究すれば化ける予感はしています。自分もこれから改良は続けるつもりです。

今回はかなり雑な記事なので所々感想文化して上手くまとめられていないような気もしますがお許しください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。